プラハには橋がいくつもあります。
その中でもカレル橋は、プラハに訪れた旅人がおそらく必ず一度は観光に行く場所だと言ってもいいでしょう。
このカレル橋は、全長500メートルにもおよぶらしく、年中を通して観光客が大勢訪れます。
大道芸人や、ギター弾き、似顔絵描きなどの芸術家が、橋で屋台をひらいています。
ジャズの演奏などもあって、そういう大道芸をひやかしながら、橋を渡るのも、カレル橋観光の一つの楽しみかもしれません。
学生時代、このプラハに来たときは、ちょうど、カレル橋付近の安宿にずっと泊まっていたものですから、プラハ城のある街と、旧市街を往復するようなかたちで、何度も何度も橋を渡りました。
夜になると、カレル橋から見えるプラハ城はライトアップされて、幻想的な雰囲気の景色を楽しむことができます。
また、旧市街側から橋を渡って、プラハ城側の橋の付近の両側に、閑静な町並みが見えますが、そこなどは、路地の街灯が橙色に薄ぼんやりと空間を照らしていて、旅情を誘います。
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