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ウ・カリハは、プラハでも有名なレストランです。
僕は、プラハでもどちらかというと場末のレストランやバーを好んでいましたが、それでも、プラハフリークの一人として一度はどうしても行かなければならない場所だと思いました。
店の中に入ると、特徴的なイラストをあしらったグッヅが売られています。
例えば、写真のようなイラストが入ったライターや、皿、その他の雑貨類などです。
ビアホールの入り口には、蝋人形でつくった中年男性の像があって、ちょっと薄暗い店内ですので、その蝋人形がやや薄気味悪く感じたりもしました。
この店を訪れた方は、そして、ビールを頼んだ方はそのビールの量の多さにまず驚かれることでしょう。
通常、プラハのバーで出されるビールの量というのは、500ccなのですが、ウ・カリハで出されるビールは、その量をはるかに超えています。
まさにビール好きの天国のような空間です。
また、室内装飾も趣向を凝らしていて、壁一面に子供たちが描いたような落書きが描かれてあります。
料理を注文し、さて一段落ついたところで、ビアホールの厨房近くから登場してきたのは、二人の楽師たちでした。
一人は、アコーディオン弾きであり、もう一人は、巨大なラッパを担いでいました。
耳をつんざくような盛大な音楽とともに、なごやかなプラハの夜はふけていったのです。
この店で目にとまったのは、ビアホールなのに子供が来ていたことです。
家族で気軽に訪れるような、日本でいえばファミリーレストランのような趣向をもったレストランなのかもしれないと勝手に想像しました。
天井は高く、室内は広々としていて、とても開放的なレストランです。
プラハに行った方は一度、訪れてみるといいかもしれません。最寄りの地下鉄駅からも歩いてすぐのところにあります。
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