プラハの街で出会った落書きです。
プラハ旅行記 街で出会った落書き


地下鉄のマロストランスカー駅付近の公園で遭遇した落書きです。

僕はチェコ語は分かりませんが、何となく詩的な感じがする落書きだったので写真におさめました。

最近、チェコに行ったときに気がついたのは、街にやたらと落書きが増えていたということでした。この写真の落書きは、ちょっとアートな感じがしたのでよかったのですけれども、中には観光の美観をかなり損ねるようなひどい落書きもあって、ちょっと残念な気がしました。







下の写真は、プラハの郊外の住宅街を車で通りかかって発見したアート作品です。
近所の子供たちが描いた絵なのかもしれないと想像したりもしました。

落書きもアートのひとつだとすれば、そして、それが街をいっそう人間臭いものにするとすれば、それもまた必要なもののひとつなのかと考えたりもします。

先ほど、「落書きが街の美観を損ねる」といったことと矛盾してしまうかもしれませんが、都市の魅力をひきたたせるものの一つとして、そこに住んでいる人間が発する匂いや、生活観といったものが渾然一体となった風景というものが大事なのではないか?と僕は思うのです。

確かに、ゴミ一つ落ちていない清潔な都市も魅力です。
でも、プラハのように美しいと同時に生活感のある街、あるいは、都市の奥行きといったものが感じられる街というのは、案外、街の落書きのような一見人々から無視されるような存在を巧みに内包している街なのではないかと僕は思いました。

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